明日から、第20回の面接試験がスタートしますね。
準備はできているでしょうか。
試験に行かれる方。
すでにすっかり夏の暑さになってしまいました。
移動の際も、水分をとりつつ過ごしてくださいね。
さて。
事例を読んで、いろいろ思うところはあります。
能力要件の見直しまで考えれば、この程度の展開はできて当たり前なのだろう、という着地点も想定できます。
でも、それを指導でアドバイスすることは、あまり得策ではないと感じています。
だって、受検生を見ていて感じているのは、圧倒的に「話を聴くスキルが足りていない」ことだからです。
良かった点を口頭試問で伝える時。「傾聴はできた」と答える人がとても多い印象です。
それで、具体的に話してもらうと、受容して、共感して、と答えるわけです。
受容・共感は傾聴ではありませんよ。
傾聴する際の、こちらがわの「態度」のことです。
そして、傾聴は「技法」です。
何を聴くのか。
そして、何のために聴くのか。
聴くことが、なぜ重要なのか。
関係構築だけでなく、その先に何があるのか。
そこまで考えて聴くことが求められています。
相談者さんの、前向きな変化のために、サポートできなければいけません。
どうしたら、前向きな変化につながるのか。
すべては、「聴くこと」にかかっていますよ。
どんな展開になるのか。
方策をどうするのか。
どんなケースなのか。
そういったことを気にする前に、まず、きちんと聴くことを心掛けてください。
すべては相談者のために。
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