キャリアコンサルタントの試験(国家資格・技能検定)に取り組む受検者に対して、細目や評価基準を確認することを大切に伝えています。
でもこれは、あくまでも「受検」ということを念頭に置いてのことです。
では、そもそも、キャリアコンサルティングとは、キャリアコンサルタントとは、という部分。
意識していますか?
ここがブレると、単なる試験対策となってしまい、その場だけのテクニックに走りがちになるのかな、と思います。
論述で、キラーワードはないですか?と聞いてくる受検生もいます。
こうすれば受かる、というフレームはありますか?なんていう受検生もいます。
特に技能士試験を受ける方への注意としては、これは「技能検定である」ということです。
実務でキャリアコンサルティングの場をお持ちの方が、一定のスキルがあるかをチェックしてもらう場が、「技能検定」です。
仕事でやっているだろうけど、技能はありますか?ということです。
となれば、そもそも、キャリアコンサルティングとは何なのか。キャリアコンサルタントとはどうあるべきなのか、を忘れてしまっては成立しないですよね。
みなさんも、試験テクニックだけに注力するのではなく、まずはそこをしっかり確認していきましょう。
倫理綱領や行動憲章は、初心に戻る、目的意識を再確認するためにも、重要なものだと思います。
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