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どうすれば受かるのか?

今週末は、2級技能士実技面接試験の最終ターンです。

受検をされる方は、すでに緊張しているのではないでしょうか。

 

どうしたら緊張せずにできるのでしょうか?

そんな質問、よく耳にします。

いろいろと、緊張を緩和する方法というのはあるようです。

ですが、あの日、あの場で緩和されているかというと…。

ちょっと効果は薄いように感じています。

 

どんなに自信があっても、あの部屋に入った途端、「あ~、どうしよう…」となってしまいますよね。

 

 

さて。

今日は、「どうすれば受かるのか?」という質問を考えてみます。

 

協議会からは、『試験の範囲とその細目』というものが発表になっています。

これをしっかりと読んでみると、「何を問われているのか」がわかります。

さらに、『評価区分の説明』もあります。

これで、「採点基準」もわかります。

 

さぁ。これで、どうすれば受かるのか、わかりましたか?

 

しっかりと読んで、わかったつもりでいても、それを「目の前の人とコミュニケーションをとりながら」実践することは、本当に難しいことだと思います。

わかるとできるは、違いますよね。

 

私自身が、みなさんの受検に対して指導を行っていて思うこととしては…。

かなり、無理をしている、不自然である、ぎこちない、という感想を持つことが多い、ということです。

何から聞くか。

どう応えるか。

そして、さらに何を質問するのか。

 

人との対話を、そんな風に決めつけて進めていては、不自然になっても当たり前だと思いませんか?

「会話は生もの」です。

あの場だから出てくる言葉、そしてわきあがる思い。

そんなものを一緒に見ながら、一緒に同じ方向に進んでいく様子。

それだけで、いいのではないでしょうか。

 

もっと、相手の発言を聴きましょう。

用意された事例を思い出すのではなく。

目の前の人が何を話しているのか、その話にある状況にはどんな気持ちで身を置いているのか。

それを知ろうとしてください。

まずは、相談者に関心を持ちましょう。

 

前提条件ではありますが、それがあって初めて、「キャリアコンサルタント」としての舞台に立てるのではないでしょうか。

 

この土日、お天気も悪いようですよね。

電車の遅延が発生するかもしれません。

時間には余裕を持って、頑張ってきてください。