就職支援授業最終日

今日は昨年10月から対応している委託訓練のクラスで、就職支援授業最終日でした。

一応、名目は「面接対策」を実施する日。

2時間目までは、面接でのマナーや、私自身の面接体験などをお話しし、イメージを持っていただきました。

そして、3・4時間目では、想定問答集に個人で向き合ってもらいます。

とはいえ、みんなでいろいろお話しをしながら、フランクな雰囲気で。

その中で、みなさんのお席を回り、現在の状況や質問などをお話しします。

 

みんなも、今日の授業が最後だということでいろいろな話が出てきました。

その中で、「キャリアコンサルティングの時、先生は占い師なのかと思った」という話が出てきました(笑)

〇〇なのではありませんか?とか、〇〇というお考えをお持ちですよね、といった問いかけや言葉かけが、イチイチ当たっていた、というお話でした。

周りの受講生たちも、「そうそう、なんでわかるの!って思った!」という意見が出てきました。

そして、「占い師ですか?」となったわけですね。

 

お話をただじっくりと伺っていると、話してくださった内容だけでなく、選んだ言葉やその時のトーンや抑揚から、感じられるニュアンスというものがあります。

そこで、わかることがある、ということです。

本当に全力で聴いていればわかります。

そして、その感じられたことを受け入れ咀嚼し、理解したうえでお伝えしているのです。

 

こんなにきちんと人の話を聴くことができて、「占い師」というたとえがどうかは置いておくとしても(笑)

この小さな積み重ねが信頼感を育んでいく。

そんな現場を続けてきました。

 

この授業の先生、そしてキャリアコンサルティング、福浦先生で良かった、とたくさんの方から言っていただき。

私自身のキャリアコンサルティングスキルは、ちゃんと向上しているな、と思えました。

そして、相手と誠実に対峙する態度や、みんなを大切に思う気持ちも、きっと伝わっているな、と。

 

自分のキャリアコンサルタントとしての力を、過信はダメだけれども、ちゃんと肯定していこう、と思える1日となりました。

 

このクラスでの授業は最終日でしたが、来週は最後のキャリアコンサルティングを全員を実施します。

個別にまたいろいろなお話しを聴かせていただき、良い時間を一緒に過ごせたらと思います。