目の前にいる相談者と関わる時、何を重要視して関わっていますか?
実務において、まずは相談者に対する誠実な態度や、肯定的な関心が大切ですよね。
実際に面談がスタートし、もちろん、傾聴を重ね問題を把握し、何かしらの助言やアドバイスなどをしていくわけですが…。
やはり、意識や態度は重要だと感じています。
人としての懐というか、器と言うか…。
「この人に相談しても大丈夫かな…」という不安感だけは、最低限、持たせてはいけないと思います。
ですが…。
こと試験のことになると、ついつい「何をすべきか、どうしたらいいのか」と、技術やテクニックばかりに頭が行ってしまうのは、どうしてなのでしょうね。
「実技試験」という名称は、技能的な何かを評価されるように感じます。
だからと言って、「技術を見てください」というのとは、少し違うのかなぁと。
結局のところ、相談者に対して「どのように対峙しているのか」という「人間」を見ているように思うのです。
相談の場を実務として持っている方が、なかなか試験には受からない…という時には、まずその時の自分自身を覗いてみましょう。
誰を見て相談に乗っているのか。
とても大事なことかな、と思いますよ。
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