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実技面接試験、お疲れさまでした

まだ予備日は残っているものの、福浦塾生の面接試験はすべて終了しました。

受検されたみなさん、お疲れさまでした。

 

今回も「緊張してしまった」ことからパフォーマンスがあまり良くなかったという振り返りが多数聞こえてきます。

この、「緊張」するから「不合格」になってしまうという事象について、少し考えてみたいと思います。

 

試験であるがゆえに、どうしても緊張からは逃れられず、そのせいもあって、当日のパフォーマンスが上がらないというのは、この試験に関わらず聞く話です。

緊張しない方法って、あるのでしょうか。

私も緊張する場面はありますので、「どうしたら緊張しなくなるのか」というのは永遠のテーマですね。

一般的には、自信を持てば大丈夫とか、手のひらに人と書いて飲み込むとか(笑)、いろいろな方策を耳にします。

でも、緊張対策をしたことでうまくいった、という人には会ったことがありません。

果たして、緊張せずにいられることなど、可能なのでしょうか。

 

現実には、緊張を受け入れてしまうことや、緊張していたとしてもできることをやっていこう、という開き直りのようなものが、功を奏することも多いのかな、と思います。

 

私自身、人前で話すことについては、緊張ゼロではありませんが、特に問題なくやれている気がします。

緊張というより、「あがっちゃう」という感じでしょうか。

 

実技試験の際の緊張というのは、「怖い」という感覚も近いような気がします。

何が怖いのか、ということが問題ですよね。

これはきっと、「できていない、ダメなやつ」という目で見られることに対する恐怖感かな、と思うのですがいかがでしょうか。

 

試験官に見られながら面談をし、自分の評価をされている、と思えば怖さも当然かなと思います。

これをねじ伏せるとか、乗り越えるには、どうすればいいのでしょうか。

 

緊張だけが原因で不合格になったのであれば、その自分自身の感情をコントロールできるようにならないと受からない、ということですよね。

それは少しもったいない気がします。

 

何かいい方法がないものか、考えてはいるのですが。

結局は、認知的なアプローチが必要なのかな、と思います。

 

難しいのは、思い込みである、考え過ぎである、という自覚があるということです。

この自覚ある思い込みを覆すのは、成功体験しかないのかな、ということ。

そして、練習でいくら成功体験を積んだところで、試験になればまた思い込みが発動するのを止められないのが難しいところです。