2級の結果発表から1週間が経ちました。
悲喜こもごもですね。
福浦塾生から合格者は出ております。
良かった。
さて。
今回の試験結果について、「前回よりも下がりました」という声をアチコチで聞いています。
その中で、「基準が難しくなったのかな」という発言も見受けられます。
基準が難しくなる、とはどういうことなのでしょうか。
自分自身の「出来栄え感」は変わらないのに、点数が下がったから、なのでしょうか。
それは、基準のせい、でしょうか。
前回の不合格で、自分自身の課題は明らかになりましたか?
そして、そのための努力を重ねましたか?
ここがポイントと思います。
練習では、たまたま上手くいった、だけで満足していませんでしたか?
また、なんとなく上手くいかない、で止まっていませんでしたか?
他責(基準が厳しくなった)でいる間は、合格は難しいと思います。
いくつかの練習会に参加して思うこととして。
都度、そのロールプレイに対してフィードバックをしあっているのですが、それはあくまでも、「今のロールプレイ」に対してだけですよね。
それは、その方の課題が改善するようなフィードバックになっているのでしょうか。
もちろん、そのフィードバックをする方が真の指導者でなければ、難しいことかもしれません。
ですが、同じ受検生という立場ではないのなら、何かしらの責任はあるように思います。
また、自分の好みのロールプレイというものがある人にとっては、それが基準になることもあります。
そんな曖昧なことで振り回される受検生は、たまったもんではない、とも感じています。
受検生同士のフィードバックであっても、きちんとした基準に則って、お伝えするべきとも思います。
あちこちの練習会に顔を出し、とにかくロールプレイの回数を増やしたい、という方は注意が必要だと思います。
根拠あるフィードバックや、自分の課題改善に役立つ場、というものを、きちんと持っていた方がいいのではないか、と思いますよ。
基準が厳しくなったのではなく。
あなた自身のスキルが、下がっているのではありませんか?
辛いかもしれませんが、ここを真正面から受け止めることが、本当の意味で成長できるキャリアコンサルタントであると、つくづく感じております。
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